「この人とはまたきっとどこかで、会うかもしれない」
と思う事がある。
あまり会話を交わさなくとも、なんとなくそう思うのだ。
昨日、それを体験した。
自分の方からその糸を手繰り寄せたのかも知れないが、
不思議な何かに引き寄せられる様に、
アポを取って、無理なことをお願いしてみたのだが、
前回ここで書いた様に、快諾をいただき、
昨日その日を迎えたのだ。
これまでこんな仕事をしておきながら、
きちんとしたコンポジ写真など
一度しか撮ったことのない私が
意を決してお願いをして撮影をして頂くことに。
私が「写真はとにかく苦手だ」とこれまでのことを
一時間にわたって聴いていただいた後
撮影がスタート!
様々な話をしながらシャッターを切っていただいた。
スタジオを見回してみると
どこかでみた様な、文字の書籍やポスター
そして、中東を思わせるアクセサリー
「ははぁ〜、この人はアラビアンナイトの様な
あの国に憧れているんだ」と
ぼぉ〜っと考えていた。
私には、彼の国のサヌアに住んでいた友人がいる。
私の人生の中でYEMENに関心があったのは彼だけだった。
ところが、熊本でしかも不確かな糸を手繰り寄せたその先に
いた人がまさか…そんなところで繋がることになろうとは
手繰り寄せたその糸の先にいた人もYEMENに住んでいたとは。
不思議な縁としか言いようがない。
きっとこれからも、どこかで繋がっていく人に違いないと確信し。
撮影は無事に終了した。
さあ、出来上がった写真からどんな出逢いが
生まれるのかとても楽しみにしているのだ。
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